秋も深まり、居酒屋が恋しい季節になりました。（オールシーズン恋しいですが）
今回は、少し前から気になっていたお店へ行って参りました。
明石駅から少し歩いたところ、知る人ぞ知る"パークサイド明石商店街（という名の呑み屋ストリート）"にあります「青磁」さんでございます。
知人とお店現地集合の為、一足先に到着した私は待つことを知りませんのでお先にビールを頂きました。お通しも出てきて、さぁこれでぼちぼち待ちますか、と思った矢先。親切な店員さんが「待ってる間にちょこっと枝豆かおでんか食べます？」と。
商売が上手い、けどそれ以上にそうやって察せる心配りが素敵！
ということで、さっそくおでんを。
いつもの如く、食べかけで申し訳ございません。（笑）
大根のしゅんでる感MAX！塩っ辛くない、透き通ったお出汁。しらたきもうめぇ。
そうこうしてると知人がやって来たので更に下記も追加で。
奥のお皿は、おでんの続き。巾着ありますか？と尋ねると、餅 or ネギなんちゃらがあると言われました。そのネギなんちゃらを頂きましたが、ネギうめぇ！！！青ネギでしたが、青ネギを美味しく新鮮に出せるお店ってなかなか無いんですよね～。
そしてポテサラ。これまた良い味。マヨは多すぎず少なすぎず。程よい水気。しっかりさらされた玉ねぎのスライス。きゅうりの食感。最高。
右のお皿は、菜っ葉の煮びたし。正直、ずば抜けて美味しい！という味付けではございません。けど、落ち着く。丁度良い。もうこの言葉につきます。
それと、この日のオススメ。牡蠣。
バター炒めで頂きました。
牡蠣本来の味が濃くて、バターは程よいアクセント程度。余分なものが無いので、味が心に染み渡ります。
そしてそして。お刺身の拘り凄いっすよというような感じで店員さんが仰られていましたので、刺身盛り合わせ（２人前）。
左から、鯛・シマアジ・〆鯖・たこぶつ・マグロ赤身。
全てのネタのクオリティが高すぎました。高すぎて言葉を失うレベル。
おそらく明石・魚の棚界隈では、ここが刺身ダントツでは…と思う程でした。
ただ新鮮であるだけではなく、寝かせた旨みを感じられました。とくに鯛とマグロ。
シマアジはモノが完璧でしたね。〆鯖は〆かたがこれまた丁度良い。酢が効きすぎるとすぐに美味しい脂身部分がキュッとなってしまいますが、こちらは旨み・脂身が消えてませんでした。たこぶつは言うまでもなく何度噛んでも美味しい。
他にも、色々と日本酒のお話をして下さったり、勧めて頂いたお酒がめちゃんこ美味しかったり（しかも稀少という）。大将も店員さんもとっても気さくで良い方々。
このお店に行くならカウンターに座るべきですな。
更に驚きだったのが、品数が多いのと値段が安いという点。どの品も全体的に２００～３００円は安い印象です。
お店の雰囲気は、昔からの常連さん、近所の方が普段使いされているような感じでしたので、私みたいなヒヨッコはまた静かにお邪魔できたら良いな～と思いました。
ごちそうさまでございました。
▼お店の詳細はこちら（公式HP）
http://seijiakashi.fc2web.com/index.html
