ぼんじゃ!
先般、ついに明石の伝説の鮨屋に行ってきました。
ハーモニカ横丁にございます「鮨 ささ倉」さん。
「明石菊水」にて長年板前を勤められ、若い人たちに教示する立場でもあったという方がそのお店を引退し、現在おひとりで小さな店を切り盛りされています。
お店は、店内に小さなテーブルが、そして建屋の外窓の下っちょに小さなカウンターが設置されています。大将は窓から顔を出すという少なからず私は今まで見たことのないシステム。
ただ、なんか明らかにしっかりした構えのカウンター(板)だなぁと思っていましたらやはり大工さんが施行時に奮発してくれた物だそうで。
粋な人には粋な人が集まるんですなぁ…かっけぇ!
そして。
ちゃんと素人にも親切なメニュー表がありまして。とりあえず上にぎり(2,000円)をば。
これがですね。
この値段で食べられるスシとちゃうでな。
写真右下の穴子なんかもう。。。
こちらは例えば"明石菊水"だと「シメにこれだけは食べといて下さい」と言われるラスボスであり、おそらく一貫で軽く1,000円くらいは……しますよね?おそらく。
その時点でもうこの値段設定が良い意味でおかしなことであるのはお分かり頂けるかと。
他も、何を食べましてもシャリとネタの融合感が半端ない。咀嚼回数、口内の温度に合わせた握り方はもはや芸術の域です。味覚で楽しむ芸術です。まじで。
食べれば食べるほど目の前の大将がもう神様に見えてきます。
でも、そんな偉大なる巨匠はおしゃべりが大好きで色んなことをお話して下さりました。
鮨の話は勿論、器の話、お店の施工の話、そして半分以上は旅行の話(笑)
普通なら出会うことのないような、なにかをとことん極めた人とお話ができるなんてこんな素晴らしい機会はないですよ。
最後に。こちらのお店は瓶ビールが"赤星"オンリーなのです。
初めて瓶の赤星飲みました。。。
めっちゃ芳醇やないか。
今後、瓶の赤星が飲める店に行けば一生これ飲む自信あります。
ということで、溢れ出るいろんな思いがございますが。皆様も機会があれば是非どうぞ。
※テイクアウトもありますよ。
ごちそうさまでございました。
▼お店の詳細はこちら(食べログ)
鮨 ささ倉
090-7092-6864
兵庫県明石市鍛冶屋町5-33 ハーモニカ横丁
https://tabelog.com/hyogo/A2804/A280401/28039748/